トップページ > 岩田の爆走日記『ちょっと!あのねぇ』

岩田の爆走日記『ちょっと!あのねぇ』 過去ログ H19/1/1~H19/1/10まで

以前掲載したものを再度そのまま掲載しております。
文中のリンクが切れていたり、現在販売していない商品もございます。
ご容赦ください。


はじめてお越しの方へ


◆ ダイエット(14)  平成19年1月10日(水)


 美味しいものを食べなければ本当の満腹感は得られず、また美味しいものを食べることは幸福感をもたらします。それは生きていくうえで大変重要な意味を持っているのですが、それがゆえに、ついつい食べ過ぎ、飲み過ぎにつながっていきます。

 一方で、人間には理性があり、普通の生活をしている範囲においては、たとえ美味しいものでも道端に落ちているケーキを拾って食べようとは思いませんし、盗んでまで食べようとまではしません。多少、お腹が空いていても我慢しています。

 そういう分別を持っているなら、本来は「過食にならないように気をつけなければならない」「適度な運動はすべき」といった「~ならない」「~すべき」によって、自分をコントロールできるはずなのです。

 嗚呼それなのに、それなのに「わかっちゃいるけど、やめられねえ」とはよく言ったものです。私もそうです。昨年の暮れに初夢宝くじを買って見事にハズしました※1(十枚ですけど)。
昨日も娘と一緒に『ロッテのガーナミルク』と『明治のミルクチョコレート』の食べくらべをしました※2
 
 これをもって意志薄弱と言うのは容易なことですが、そういう人間の持つ本能や欲を昇華したところに、新たな進歩が生まれるのも事実です。たとえば、バクチから統計確率論が発達し、肥満問題から『きのこキトサンダイエットSSS』が生まれたようにです。

 一旦、ダイエット特集はこのあたりで擱筆し、明日からまたゆるい内容に戻りますが、これからもダイエットについては、折に触れていろいろなお話をご紹介していきたいと思います。


※1:数年前、初夢宝くじで一等六千万円の組違い賞が当たりました。
※2:チョコレートに含まれるカカオのポリフェノールは「レプチン」の分泌を促すという研究もあるようです。「レプチン」については『ダイエット(8)』を参照してください。


◆ ダイエット(13)  平成19年1月9日(火)


 さて、これまでの結果を整理すると以下のようになります。

①特別な食事制限をしなくとも、キノコキトサンを1日に300mg(0.3g)摂取することによって
  体重の減少が見られた。

②体重の減少量は体重過多の人では顕著であり、低い人ではゆるやかであった。

③中長期的に見ると、中性脂肪、総コレステロール、糖尿病の指標となる血糖値やヘモグ
  ロビンA1Cの数値が正常値の範囲以内で低下した。

④高脂肪食を食べても、キノコキトサンを食前(または食後)に摂取すれば、血清 中性 
  脂肪、カイロミクロンの上昇が抑制された。


 上記①から④までを見ると、キノコキトサンは、食事に含まれる過剰な脂質の吸収を抑制しているのではないかと思えますが、それを証明する実験がラットを用いて行われています。
 
 『高脂肪飼料のみ』を食べさせたラット群と、『高脂肪+キノコキトサン5%添加飼料』を食べさせたラット群での比較です。調査項目は、「糞便の乾燥重量」「糞便中の脂溶性成分量」「総コレステロール」「血清 中性脂肪」「血糖値」です。

1.糞便の乾燥重量  2.糞便中の脂溶性成分量の推移

 キノコキトサン摂取群では、糞便量とともに糞便中の脂溶性成分量(脂肪量)の増加が認められました。
3.総コレステロール 4.中性脂肪

5.血糖値
キノコキトサン摂取群では、総コレステロール、中性脂肪、血糖値の低下が認められました。


 キノコキトサンは、古代から人類が普通に食してきた食用キノコより抽出精製された成分で、安全性が高く安心して用いることができます。また、国立大学医学部をはじめ、権威ある研究機関で学術的な追究がなされており、これからますます脚光を浴びる素材でしょう。

〈参考文献〉
岡崎英雄;キトグルカンの脂質吸収抑制の影響について,FOOD Style 21,Vol.9 No.2別冊 ,1-3(2005)

~次回に続く~


◆ ダイエット(12)  平成19年1月8日(月)


 引き続き『キノコキトサン』の試験データです。

2.体重変化と摂取カロリー
 下図は54歳の女性の例です。

なぜ、カロリー制限もせず体重が減少したのでしょうか。
上と同じ方の血液検査結果が下表です。

 試験開始時には、適正値よりやや高めだった各項目は3ヵ月後の終了時にはすべての項目で低下し、しかも適正の範囲内です。

 どうやら、このあたりにヒントがありそうです。

3.血清 中性脂肪
 被験者に右の写真のような試験食(高脂肪食)を食べてもらい、その際、『キノコキトサン』を摂取した場合とそうでない場合で血清 中性脂肪(トリグリセリド)の上昇の仕方にどのような違いがあるか調べたものです。

キノコキトサン食前摂取(300mg=0.3g) キノコキトサン食後摂取(1g)
中性脂肪の上昇抑制試験

4.カイロミクロン
 上記3.と同被験者におけるカイロミクロンの変化を調べた結果です。

キノコキトサン食前摂取(300mg) キノコキトサン食後摂取(1g)
カイロミクロンの上昇抑制試験

 カイロミクロンとは、食事に由来する中性脂肪やコレステロールから小腸で合成されるものです。通常、血清のカイロミクロンは食事後に上昇しますが、キノコキトサンを摂取した場合には上昇がゆるやかです。

 これらのデータから、キノコキトサンが、食事由来の過剰な脂質の体内への取り込みに何らかの制御を働きかけていることが示唆されます。また食前摂取のほうが、食後よりもその効果が高い点もキノコキトサンの特徴だと言えそうです。


〈参考文献〉
片海晟吾ら;機能性食品素材キトグルカンの肥満防止効果,INTERNATIONAL SOCIETY OF FOOD FUNCTION,Vol.2(1),68-73(2006)
笠木健ら;女子学生の体重、体脂肪に及ぼす「キノコキトサン」摂取の効果,INTERNATIONAL SOCIETY OF FOOD FUNCTION,Vol.2(2),61-65(2006)
中村泰子ら;成人女性の体重および体脂肪に及ぼすキノコキトサンの影響,FOOD Style 21,Vol.10 No.3 ,29-33(2006)
岡崎英雄;キノコキトサンのダイエット効果の検討,FOOD Style 21,Vol.10 No.6別冊 ,1-6(2006)


~次回に続く~


◆ ダイエット(11)  平成19年1月6日(土)


 連載中のダイエット特集で、製品名が登場しましたので、今日のお話の最初に申しておきます。私が今、継続的に利用している自社製品は『粒っ子 青汁』『悠香』『きのこキトサンダイエットSSS』です。

 そのほか『醗酵アガリクス』『猴頭菇(ヤマブシタケ)』『活性記憶源』『快腹 茶々姫』が机上にあり、ときどき思いついたように利用します。

 けっして、あれこれとみなさんにとって不必要なものをお勧めするつもりはありません。お金のかかることでもありますので、ご自身に合う物、試してみようと思われる物を選んでご利用いただければ幸いです。本末転倒ですが、痩せる必要のない人は特別な理由がない限り、ダイエットをしなくともいいのです。

 余談ながら、私もキチンと正規の価格で買っています。机上に置いてある商品が減ってきたら、すかさず新しい物と請求書を持ってくる優秀な事務員さんばかりで、掛け買いも許されず代金引換と相成ります(感涙)。



 ダイエット・サプリについては、これまでにたくさんの試作品を研究所ではつくってきました。世に知られているダイエット素材は、ほとんど網羅したつもりです。社員の知人らを集め、モニターをしましたが十分満足な結果が得られた物は結局ありませんでした。

 今、求められているのはエビデンス(証拠)。
そういったなか、『きのこキトサンダイエットSSS』は、たくさんのデータをもとにつくられたサプリメントです。

 ここでは、製品名の『きのこキトサンダイエットSSS』と、その製品の主成分である『キノコキトサン』を区別して表記します。ややこしいことですが、ひらがなの『きのこ~』は製品名カタカナの『キノコ~』は成分名と覚えておいてください。

 『キノコキトサン』とは、複数の食用キノコから抽出精製された成分で、免疫活性を高めると言われているβ(ベータ)-グルカンやキトサンを構成成分として含んでいます。

 最近、この『キノコキトサン』がダイエットに対して、数々の有用な働きがあることを示すデータが発表されました(内容の一部が『きのこキトサンダイエットSSS』のページと重複することがありますがご容赦ください)。

1.体 重
 食事量の調整(カロリー制限)および特別な運動もせず、普段の生活を続けながら、一日あたり300mgのキノコキトサンを飲用し、二か月間の試験が行われた結果です。



 二か所の研究機関で試験が実施され、それぞれモニターの年齢、性別、試験開始時の体重もまちまちですが、7割以上の人の体重が減少したことは共通しています。

 また興味深いのは、左図の肥満傾向にあるグループのほうがより体重減少量が多く、右図の比較的スマートな女子大生グループは体重減少量がゆるやかだということです。

 これはとても大切なことで、本人の希望とは別に、適正な体重から過度に痩せることは、これまでさまざまな角度から検討してきたとおり、あらゆる面で弊害が出てきます。ですから、私はともかくも痩せることのみを主眼においた食事制限ダイエットや、偏食ダイエットに否定的なのです。

 肥満傾向にある人には体重減少量が多く、そうではない人に対しては徐々にゆっくりと下げ適正体重を維持させる、けっして無理なダイエットはさせない…。そういう観点から、『キノコキトサン』は理想的なダイエット・サプリ素材だと言えます。


※肥満の原因やダイエットの目的はそれぞれ異なり、すべての人に同じ結果が得られるものではありません。

『キノコキトサン』を用いた試験データは、各所から発表された学術論文を参照しました。
各位に感謝申し上げます。


〈参考文献〉
片海晟吾ら;機能性食品素材キトグルカンの肥満防止効果,INTERNATIONAL SOCIETY OF FOOD FUNCTION,Vol.2(1),68-73(2006)
笠木健ら;女子学生の体重、体脂肪に及ぼす「キノコキトサン」摂取の効果,INTERNATIONAL SOCIETY OF FOOD FUNCTION,Vol.2(2),61-65(2006)
中村泰子ら;成人女性の体重および体脂肪に及ぼすキノコキトサンの影響,FOOD Style 21,Vol.10 No.3 ,29-33(2006)
岡崎英雄;キノコキトサンのダイエット効果の検討,FOOD Style 21,Vol.10 No.6別冊 ,1-6(2006)

~次回に続く~


◆ ダイエット(10)  平成19年1月5日(金)


 さて、これまでの結果を整理すると以下のようになります。

①特別な食事制限をしなくとも、キノコキトサンを1日に300mg(0.3g)摂取することによって
  体重の減少が見られた。

②体重の減少量は体重過多の人では顕著であり、低い人ではゆるやかであった。

③中長期的に見ると、中性脂肪、総コレステロール、糖尿病の指標となる血糖値やヘモグ
  ロビンA1Cの数値が正常値の範囲以内で低下した。

④高脂肪食を食べても、キノコキトサンを食前(または食後)に摂取すれば、血清 中性 
  脂肪、カイロミクロンの上昇が抑制された。


 上記①から④までを見ると、キノコキトサンは、食事に含まれる過剰な脂質の吸収を抑制しているのではないかと思えますが、それを証明する実験がラットを用いて行われています。
 
 『高脂肪飼料のみ』を食べさせたラット群と、『高脂肪+キノコキトサン5%添加飼料』を食べさせたラット群での比較です。調査項目は、「糞便の乾燥重量」「糞便中の脂溶性成分量」「総コレステロール」「血清 中性脂肪」「血糖値」です。

1.糞便の乾燥重量  2.糞便中の脂溶性成分量の推移

 キノコキトサン摂取群では、糞便量とともに糞便中の脂溶性成分量(脂肪量)の増加が認められました。
3.総コレステロール 4.中性脂肪

5.血糖値
キノコキトサン摂取群では、総コレステロール、中性脂肪、血糖値の低下が認められました。


 キノコキトサンは、古代から人類が普通に食してきた食用キノコより抽出精製された成分で、安全性が高く安心して用いることができます。また、国立大学医学部をはじめ、権威ある研究機関で学術的な追究がなされており、これからますます脚光を浴びる素材でしょう。

〈参考文献〉
岡崎英雄;キトグルカンの脂質吸収抑制の影響について,FOOD Style 21,Vol.9 No.2別冊 ,1-3(2005)

~次回に続く~

◆ ダイエット(9)  平成19年1月4日(木)


 年越しのダイエットとなりました。
今日は、少し意外なデータをご紹介します。
戦後、ほぼ一貫して日本人は肥満傾向にあると言われていますが、それは昔にくらべ「摂取カロリーが増えたから…」と思うのは早計です。
 以下の表とグラフは、毎年、全国規模で実施されている国民栄養調査からの抜粋です。

一日あたりの摂取カロリー量の変化
摂取カロリー(kcal)
昭和26年(1951) 2130
昭和40年(1965) 2184
昭和50年(1975) 2188
昭和55年(1980) 2119
昭和60年(1985) 2088
平成 2年(1990) 2026
平成 6年(1994) 2023
平成13年(2001) 1954
平成16年(2004) 1902

(厚生労働省 国民栄養調査より作図)


 ご覧の通り、意外にも摂取カロリー量からみれば50年以上あまり変化がないか、むしろ減少傾向にあります。

 この調査結果は、全年齢を対象にしているため、高齢者の人口と割合が増えた分、時代とともにその影響が数値に表れている面はあります。しかし、それを勘案しても摂取カロリーが増えているとは到底言えません。摂取カロリーは減っているのに肥満傾向にある?

 これは、運動量と食生活の変化によるもの、と考えるのが妥当でしょう。
運動量の違いについては交通機関や自動車の普及、生活関連機器の発達を鑑みれば、直感的に理解できると思います。

 食事に関して言えば、特に脂肪分の摂取量が格段に増えています。昭和26年が一日あたり18gであったのに対し、平成16年では54gになり、その差は実に3倍です。

 脂質は炭水化物やたんぱく質よりも消化吸収がよく、しかもその際に生じる『食事誘導性体熱産生』は低いので、計算上は同じカロリーであっても太りやすいと言えます。

 しばしば、ダイエット関連の本には、脂質より炭水化物を摂取したほうが中性脂肪が増えやすいとあります。この場合「炭水化物」が何であるかが大きな問題です。つまり、消化吸収の良い砂糖やデンプンのようなものなのか、それとも難消化性の食物繊維なのか…。たとえば、きのこや海草の炭水化物のほとんどは消化しにくい食物繊維ですから、計算上のカロリーよりも実際はずっと低いのです。

 摂取カロリー自体は『ダイエット(2)』で記したように、簡単な計算式で求められますが、これはあくまで計算であって、消化吸収しやすいものも、しにくいものも同じ数値を代入して算出されます

 ただ、だからと言って「昔の食事が良い、今が悪い」と、頭ごなしに決めつけるのは間違いです。戦後、日本人の寿命が急激に伸びたのは、医療福祉の充実とともに食事が良くなったことが貢献しているのは疑いようがありません。

 心身ともに健康を保ちつつ、肥満を抑える…。あれこれとぐるっと回ってもやはり原点はそこですね。




※カロリー計算に関して有志の方から、便利な計算プログラムを作っていただきました。
http://www.ami3s.net/kcal.php
栄養分の数値を代入すると、パッと概算カロリーが出てくるのでけっこう楽しめます。


~次回に続く~


◆ 謹賀新年  号外  平成19年1月1日(月)

明けましておめでとうございます。

今年は『亥(猪)年』。
当社にも「猪突猛進」と言われるぐらいの勢いがほしいものです。

元旦。
当社の栽培場は、看板通り365日無休です。 朝礼がはじまる前には、「昨日のK-1、イマイチでしたね」「DJ OZMAのダンサー、ボディースーツやったんやろ。そこがいかん!(どういう意味や?)」など、それなりに正月を迎えた言葉が交わされましたが、出勤者がバチッと揃ったところで新年に向かって気合い十分。

キノコの収穫は、有用成分の量や質が変わらないようにするため、タイミングがとても大切です。一日のズレも許されません。

今年も、みなさまに『最高の品質』をお届けするよう、一所懸命にがんばります。

今日の栽培場

~アガリクス~
携帯電話の待ち受け画面用ですかぁ? 綺麗にならべています。


~猴頭菇(ほうとうくう『ヤマブシタケ』)~ ~ほうびたけ~
あさっての収穫ね。これは。 祝!還暦。まだまだこれからですよ!


~研究所~
点検もバッチリです。


岩田の爆走日記トップへ

過去ログ ダイエット奮闘記編はこちらへ

過去ログ H19/7/1~H20/12/31まではこちらへ

過去ログ H19/6/1~H19/6/30まではこちらへ

過去ログ H19/5/1~H19/5/31まではこちらへ

過去ログ H19/4/1~H19/4/30まではこちらへ

過去ログ H19/3/16~H19/3/31まではこちらへ

過去ログ H19/3/1~H19/3/15まではこちらへ

過去ログ H19/2/11~H19/2/28まではこちらへ

過去ログ H19/2/1~H19/2/10まではこちらへ

過去ログ H19/1/21~H19/1/31まではこちらへ

過去ログ H19/1/11~H19/1/20まではこちらへ

過去ログ H19/1/1~H19/1/10まではこちらへ

過去ログ H18/12/21~H18/12/31まではこちらへ

過去ログ H18/12/11~H18/12/20まではこちらへ