TOP  > 新年のご挨拶

新春を寿ぎ謹んでお慶びを申し上げます

        

みなさまにおかれましてはお健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

今年の十干(じっかん)は己(つちのと)、十二支(じゅうにし)は亥(い)ですから干支は「己亥(つちのとい)」ということになります。

己は草木にたとえると、ひとつの成長を終えて次の段階に向かう状態をさし、亥は十二支の最後であることからも、種子の内部にエネルギーを貯め込んで芽吹きを待っているところを示しています。

平成と呼ぶ元号も今年4月までとなり、5月には改元されることがすでに決まっています。
これは今上天皇が退位の意向を示されたことによるもので、文化14(1817)年に仁孝(にんこう)天皇に譲位された光格天皇以来、202年ぶりとなります。

元号が年の半ばで改正される平成31年。時代の大きな転換期であることを示唆しており、奇しくも己亥に相応しい年の幕開けと言えましょう。

さて、当社は今年8月で創業24年を迎えます。
人に置き換えると若き社会人の年齢ですが、企業のライフステージとしてもこれまでの社内外の曲折を糧に、さらなる飛躍を目指す時期です。     

ときおりメディアの取材で「会社の理念や信念といったものは何でしょうか?」という質問を受けます。拍子抜けさせるようで申し訳ありませんが、お答えを避けるようにしています。     

真心を込めてものづくりに取り組むこと、お客様に誠実であること、社会に貢献すること、働く人々を大切にすること、会社を発展させること等々…。     

どれかひとつの単語を掲げれば格好がつくかも知れません。     

しかし、人として、企業として生きていくには、大切にしなければならない事柄はたくさんあり、時と場合によって優先順位は入れ変わります。聞こえの良い言葉で満足することは、むしろ本来の信義に反してしまうのではないかと畏れるのです。     

人生にはさまざまな日の出があります。まばゆいばかりの旭日(きょくじつ)もあれば、どしゃぶりの雨に太陽が隠れてしまうこともあります。それらを繰り返しながら、時は刻まれ世の中は移り変わって行きます。     

時が流れるのは自然(じねん)であり、それをどのような時にするのかは私たち自身の意志です。     

蒼天(そうてん)を背景に意気揚々(いきようよう)と昇る太陽はこの世のものとは思えない美しさがありますが、淡い灰白色のなか前後に白銀(はくぎん)をまとった壮年の光芒(こうぼう)も、これから来るべき時代への訓辞を私たちに与えてくれているようで頼もしく、また有り難いものです。     

いつまでも当社はみなさまの健康づくりに、夢・希望の実現に、私たち一人ひとりが光を導く礎(いしずえ)となりますよう一層の努力を誓います。     

みなさまのご健康とご多幸を心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶に代えさせていただきます。     

平成三十一年 元旦   

アイ・エム・ビー株式会社
代表取締役社長 岩田眞人