TOP  > 2025年03月25日メルマガ

Cherry Blossom! 桜、咲きました(*^_^*)

みなさま、こんにちは!

今日、3月25日からは七十二候の「桜始開(さくらはじめてひらく)」に入り、それに合わせるかのように、弊社近くの平塚川添遺跡公園(福岡県朝倉市)のソメイヨシノが開花をはじめました。












                  福岡県朝倉市 平塚川添遺跡公園の桜(2025年3月24日)

日本人はことのほか桜の花を愛でると言われますが、平安時代初期の歌人として知られる在原業平(ありわらのなりひら:825-880)は、1000年以上も昔にその心を詠んでいます。

    世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし

この世の中にまったく桜がなかったとすれば、春をのどかな気分で過ごせるのに…、というような意味で、如何に桜の花が人の心を躍らせるかを愛着と切なさをもって表現しています。

春の短い時期に満開の花を一斉に咲かせてぱっと散る、まさに日本の春を象徴する植物です。私たちがまず思い浮かべる桜は、「ソメイヨシノ(染井吉野)」という品種で、日本の桜の8割を占めると言われます。ソメイヨシノは、江戸時代後期にエドヒガンとオオシマザクラの2種を交配させて生まれました。全国で圧倒的に多く植えられた結果、気象庁から毎年発表される「桜前線」と言えば、ソメイヨシノが対象(標本木)となっています。













私たちを一喜一憂させる「桜前線」はソメイヨシノが持つ特有の性質によるものです。
日本全国に存在するソメイヨシノは、すべてが同じ遺伝子を持つクローンなのです。

先述のようにソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラを交配させて生まれた栽培品種ですが、ソメイヨシノ同士は自家不和合性という性質のため交配して子孫を残すことが出来ません。ですから、すべてのソメイヨシノは接ぎ木や挿し木によって人工的に増やしたものです。

その結果、すべてが同じ遺伝子となり、気温や気候といった条件が整えば、遙か遠くに植えられた樹でも同じタイミングで開花するのです。言い換えれば、ソメイヨシノを基準に「桜前線」を形づくることが出来るのもこの性質のためです。

わが国にはソメイヨシノに限らず、古来、歌人にも親しまれてきたヤマザクラをはじめ多種多様なサクラが存在します。開花時期が異なりますので、順番に見て回るのも粋な春の楽しみ方ですね(^^)/



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