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天候・気温の急変。体調管理にご注意を!

みなさま、こんにちは!

最低気温23℃-最高気温36℃。晴れ間の中に黒々とした雨雲が現れ突然の土砂降り。
今週の福岡県朝倉市はそんな天気が続いています。
朝夕に吹く涼風は心地よいのですが、昼間との温度差は10℃以上もあり、寒暖差アレルギーや寒暖差疲労が気がかりな時期です。

また暑さの厳しい夏に特段注意すべき重篤な病気が「脳血管疾患(脳卒中)」。
脳卒中の恐ろしさは、ごく短時間のうちに死に至るというだけではなく、高い確率で後遺症が残る点にもあります。それも手足のマヒや言語障害など日常生活に支障をきたす後遺症が多いため、度数の高い要介護に陥りやすいのです。
例えば「ほぼ寝たきり」の状態にある「要介護5」に認定される原因の第一位が「脳卒中」です。

再発率も極めて高く発症後 1年で12.8%、5年で35.3%、10年で 51.3%、とのデータがあります。※1
※1: Hata J, et al.:Ten year recurrence after first ever stroke in a Japanese community:
            the Hisayama study.J Neurol Neurosurg Psychiatry. 2005; 76(3): 368-72.

      ~ 数値で見る 脳卒中 ~
○ 日本における脳卒中の年間死亡者数 10万2808人※2
○ 全死亡者数における割合         6.4% 第4位※2
○ 「介護が必要となった主な原因」     16.1% 第2位※3
○ 「要介護5」と認定された原因       26.3% 第1位※3
○ 再発率                     10年で50%

※2:『令和6年(2024) 人口動態統計月報年計(概数)の概況』
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai24/index.html

※3:『令和4年(2022) 国民生活基礎調査の概況 Ⅳ 介護の状況』
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/dl/05.pdf























脳卒中の代表的な症状
・吐き気
・めまい
・胸の痛み
・片側のマヒ
・片目が見えづらい
・物を落とす
・ろれつがまわらない





















こんな人は特にご用心!
・高血圧
・糖尿病
・高脂血症
・心疾患
・肥満
・過労やストレスが多い
・高齢者

突然発症する脳卒中ですが、そこへ至るまでにはリスクを積み重ねてきたプロセスが存在します。脳卒中の前段階として、高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病が大きな危険因子となるのはもちろんのこと、それらの生活習慣病にも栄養バランスの崩れ、過剰飲酒、喫煙、過労、高ストレスなどの前々段階があります。
つまり、日頃の生活習慣の乱れがすでに脳卒中のリスクとなっていると言えます。

脳卒中発症後、大きな後遺症も残らずに社会復帰ができたら幸運です。
しかし、これで「脳卒中を克服した」とはなりません。
脳卒中の恐ろしさは、非常に高い再発率にもあります。

命を取り留めた人の約半数が10年以内に再発するという、この再発率の高さは、脳卒中が「生活習慣に起因する病気」だという点が大きいからです。

脳卒中の発症にしろ、再発にしろ、リスクを抱えた生活を続けているにも関わらず、「何もない。大丈夫」とうっかり安心してしまう油断こそが脳卒中を引き寄せるのです。

暑さに気をつける!
夏は汗をかいて水分不足になりやすく、血液もドロドロしてくることにより、脳卒中、とりわけ、血管が詰まる「脳梗塞」が多いことが知られています。
水分不足になると血液がドロドロになり血栓ができやすくなるので、血管も詰まりやすくなります。また、夏は暑さのため、体の熱を放出しようとして血管が拡張しやすくなります。高血圧、糖尿病、高脂血症、あるいは体の調節機能が低下している高齢者などの場合、これが脳梗塞の原因になります。血管が拡張すると、血流が遅くなるのですが、ゆっくり流れているうちに血液内の成分が固まりやすくなり、血栓ができて血管の詰まりにつながります。

生活様式を見直して回避が可能
普段の生活が危険因子になる脳卒中ですが、逆に考えれば、気をつけることによってリスクを減らせるということです。自分の努力では予防が困難な遺伝性疾患やウイルス感染症と比べれば、回避しやすいとも言えます。

今日からできること
・塩分の摂りすぎに注意
      血管にダメージを与えないよう高血圧とそれに起因する動脈硬化に気をつけましょう。

・糖分の摂りすぎに注意
      脳卒中のリスクを上げる糖尿病やメタボを防ぐには糖分の摂取量を適正化するのが第一です。

・タバコをやめる
      喫煙は血液をドロドロにすると同時に、動脈硬化を予防する善玉コレステロールを減少させます。

・水分を1日に2リットル摂取する
      体内の水分が不足すると血液が濃くなって固まりやすくなり脳梗塞のリスクが上昇します。

・運動をする
      適度な運動は血圧を適正値に調整し、悪玉コレステロールも減らします。

・ストレスのもとを取り除く
      ストレスは交感神経を刺激して心拍数を高め、血管を収縮させます。
      その結果、高血圧や動脈硬化が進行し、脳卒中の引き金にもなります。

心疾患と同じく静かに忍び寄る脳血管疾患。
しかし、時節に応じた体調管理と普段の生活習慣や食生活に注意を払うことでリスクは下がります。何かひとつを徹底すれば良いということはなく、何でも偏り過ぎないよう、無理なくできることから危険因子を減らし、生活を楽しみましょう(^^)/





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